ライドイベント

マーク・カベンディッシュとZwiftで一緒にライドしてきた

マーク・カベンディッシュとライド_TOP

マーク・カヴェンディッシュが所属している「チーム・ディメンションデータ」のトレーニングキャンプが2017年11月13日~11月20日にかけて開催されます。

ジロ・デ・イタリアや、ツール・ド・フランスに参加した有名な選手と一緒に走るチャンスなんて、一生に一度あるかないか。いや、普通に生きていたらないですよね。
でも、Zwiftだと有名選手と一緒に走れます。素晴らしい。ミーハー根性まるだしでカベンディッシュと並走することを目標にトレーニングキャンプに参加してきました。

マーク・カヴェンディッシュとは?

マーク・カヴェンディッシュは、イギリス王室属国マン島出身の自転車競技選手。その圧倒的なスプリントから、マン島超特急 (Manx Express) やキャノンボール (Cannonball) の異名を持つスプリンター 。

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身長175cmと他のスプリンターと比べるとやや小柄(そのため「リトルカウボーイ」という渾名もある。)。だが、トラック競技で培った巧みな位置取りと、独特の「揺すらないダンシング」とひときわ深い前傾姿勢による爆発的な加速力に加え、マディソン出身のためロングスプリントにも強いという特徴を併せ持っている。一方でトラック選手の宿命なのか、上り勾配気味のスプリントでは持ち味の加速力を発揮できなかったり、難易度の低い山岳コースでも大きく立ち遅れてしまうケースもあるなど(2008年のツール・ド・フランスの第14ステージでは、4級山岳で遅れ最下位になってしまった)、上りを極端に苦手としている。

ツール・ド・フランス2017の第4ステージでのスプリント中にペーター・サガンと接触し落車。第5ステージに出走せずリタイアした。

カベンディッシュといえば落車でツール・ド・フランスを去った姿が記憶に残っていますが、怪我や体調はもう大丈夫なんでしょうか。
今年からツール・ド・フランスを見始めたのですが、最初に好きになった選手がカヴェンディッシュでした。彼の笑顔が素敵で。
なのに、序盤で彼の笑顔も姿も見ることが出来なくなってしまい寂しく思っていたのです。
Zwift上でアバターとはいえ会えるなんて嬉しい!

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Zwiftのイベント「TEAM DIMENSION DATA TRAINING CAMP」に参加してきました

Zwiftの各イベントには詳細内容が書かれていますが、全て英語です。
ですので、Google翻訳を活用しつつ適当に訳してみました。

「TEAM DIMENSION DATA TRAINING CAMP」の適当な訳

南アフリカのケープタウンにある「チーム・ディメンションデータ」のトレーニングキャンプのグループワークアウトに、マーク・カヴェンディッシュやルイ・メインティースと一緒に参加してください。彼らはQhubeka(※南アフリカの世界自転車救済慈善プログラムの一環として自転車を寄付する南アフリカの非営利団体)への寄付のためにグループワークアウトを開催します。一緒に私たちと世界最大のトレーニングキャンプを作りましょう。Qhubekaに寄付するためにhttps://www.givengain.com/cc/TeamDimensionDataforQhubekaZwift/にアクセスし、このトレーニングキャンプに使用されるジャージとQhubekaロードバイクをゲットしてください。

グループワークアウトについて

ズイフターは通常のイベントのようにスタートエリアに並んでいて、イベントが始まるとトレーニングモードが始まります。ワット数に関係なく誰もが一緒にライドできます。そうです、あなたが100Wを出力していて、もう1台のズイフターが400W出力している場合、お互いに同じ場所でライドできます。漕ぐのをやめてグループの後ろに6メートル離れた場合のみ、グループから離れます。

Team DD4Q Training Camp. Cav and Louis’ Group Workout: Tempo into sprints

「TEAM DIMENSION DATA TRAINING CAMP」はグループワークアウトなので参加しやすいイベントです。

グループワークアウトとは簡単に言えば貧脚なわたしも剛脚な方も同じスピードで進むので、あっという間にカヴェンディッシュがはるか彼方に!一瞬しか一緒に走れなかった!ということはない素敵モードです。

もう少し詳しく言うと、自分の脚力(パワー)をワット(W)と言います。
私の脚力が100Wで、カヴェンディッシュが400Wだとすると(脚力は適当です)、カヴェンディッシュのほうが進むスピードは早いので普通なら私は置いていかれます。
ですが、わたしの頑張り度とカヴェンディッシュの頑張り度が同じ程度の場合、Zwift上では同じ場所で走ることができます。
体重も関係してくるので単純に4倍早いとは言えないのがワットのよくわからないところです。

マーク・カヴェンディッシュと一緒のライドイベントが開始!

トレーニングキャンプのグループワークアウトに参加すると参加者全員が同じジャージを着て、同じロードバイクに乗っているのでイベント感が増しますね。みんな仲間だわーい、みたいな。皆が着ているのがQhubekaに寄付すると貰えるディメンションデータのジャージは背中の手?のマークがかわいらしいので、ディメンションデータのファンの人は欲しくなっちゃいますね。

カヴェンディッシュがトレーニングキャンプのグループワークアウトに参加しました!
これから一緒に走れると思うとテンションがあがります。
でも、今回のワークアウトは赤いのが多い(キツイのが多い)ので、最後まで頑張りきれるか不安ですが頑張ります。

マーク・カベンディッシュとライド-01

総参加者数121名が集まりました。
100名以上の人と一緒にグループライドするなんて機会は現実ではなかなかめぐまれませんが、Zwift上では頻繁に行われてます。
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア・・・各国の人と一緒に走れるのもZwiftの醍醐味です。
でも、日本の人がいるとなんだかほっとするんですよね。外国に旅行に来ていて目新しい景色や食べ物にはしゃぎとても楽しいけれど異国感が強すぎて寂しくなっていたところ、日本の人に会えた!嬉しい!という感覚になります。話しかけはしないけれどなんとなく会釈しちゃうように、なんとなくライドオンしちゃいます。このサイトを始めたのも日本の人が増えて欲しいなぁと思ったから。

話がそれました。

カヴェンディッシュはグループワークアウトのリーダーなので、名前が黄色になっていて発言がわかりやすく画面中央に表示されます。
カヴェンディッシュと話しながらライドできるなんて感動!

マーク・カベンディッシュとライド-02

カヴェンディッシュのストーカーになってます。
ワークアウト?なにそれ?の勢いで、とにかくカヴェンディッシュの近くで走ろうと努力しますが、同じことを皆が考えているようでカヴェンディッシュのまわりには人の壁ができておりなかなか近寄れません。
頑張って2枚だけカヴェンディッシュを激写できました。

マーク・カベンディッシュとライド-03

マーク・カベンディッシュとライド-04

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同じ構図の写真を見つけました。こうやって見るとカヴェンディッシュが近いですよね!
こうやってZwift内のカヴと写真を見比べてみると、あれ、カヴェンディッシュ、似て・・・る?髭はどうした? サングラスが似ているような気がします。あと、髪色も?
でも、誰が何を言おうとこれはカヴェンディッシュ。カヴェンディッシュです。

マーク・カベンディッシュとライド-05

カヴェンディッシュとのライドももうすぐ終了です。
一人でのローラーは孤独で苦痛ですが、こうやってみんなと走るとあっという間に時間が過ぎていきます。
1時間走りましたが、体感15分ぐらいでした。でも、汗だくです。

きつい箇所もカヴェンディッシュが励ましてくれるし、まわりのサイクリスト達も一緒に走ってくれているので「あーもう無理・・・」が、「もうちょっとだけ頑張る・・・」と思えるのもグループライドの良いところです。
一緒に走ってくれたカヴェンディッシュ、みなさん、ありがとう。

グループワークアウト中のマーク・カヴェンディッシュとの会話

グループワークアウト中は、チャット(メッセージ)でみんな会話しています。
今日のカヴェンディッシュの会話をまとめました。


ズイフター
よろしくマーク!

ズイフター
カヴ!

ズイフター
おはよう

カヴェンディッシュ
皆さんこんにちは!参加ありがとう。
今ちょうど目を覚ましたところなので、私より簡単に速く走れるよ!
バーニーはここにいないしね!!!

ベルンハルト・アイゼルはカヴと相思相愛。「カヴ完全復活に必要なものは?」という問いに、「僕!」と明るく答えたのはスカイ所属時代の2年前。今季「復活の理由は?」と問われたカヴは、「バーニーを取り戻したこと」と明言。

ズイフター
僕はこの後に寝る予定だよ!

カヴェンディッシュ
夜中にライドしている人いる?

ズイフター
シカゴは午後11時だよ。

ズイフター
シアトルは午後9時です

ズイフターA
トロントは0時12分だよ

カヴェンディッシュ
トロントのズイフターA、よくやるね!あなたばスゴイよ!
でも、あなたのサポートにとても感謝しているよ。

ズイフターA
カヴありがとう。明日仕事休みなんだよね。この後いっぱい寝るから大丈夫。

カヴェンディッシュ
最初はワット数を超えないよう気をつけてね。
その努力は最後に報われるから。

ズイフターB
ワット数を見ると5分は結構楽だけど、その後の10秒はかなりハードだよね。

カヴェンディッシュ
ズイフターBさん、もがくと乳酸が出ちゃうよ。身体は「うぉぉぉ!落ち着いて!」って言ってるよ。

ズイフターB
ありがとうマーク。今日一日アドバイスをもとに頑張るよ(^^)

ズイフター
カヴ、30秒スプリントで何ワット出ますか?

カヴェンディッシュ
ワットの質問はしないでね(泣)

ズイフター
ぶーぶー

カヴェンディッシュ
今起きたばかりだから!!!

ズイフター
30分前にもそれを聞いた気がするけど(・∀・)

ズイフター
後で外でも練習する?

カヴェンディッシュ
うん。3時間ね。

ズイフター
次はどのレースに出るの?

カヴェンディッシュ
「TEAM DIMENSION DATA TRAINING CAMP」(Zwiftで今開催されているトレーニングキャンプ)で今週のレースを見つけてみるよ。

ズイフター
10秒スプリントの時、ペダルがすごい重い

カヴェンディッシュ
スプリントでもがくと脚にダメージが残るよね。
この後にプロテインを飲むのを忘れないで!

ズイフター
何グラム飲むの?

カヴェンディッシュ
今日は30グラムかな。
ちょうど1時間だ!ははは!

ズイフター
ありがとう!マーク!

ズイフター
またね!

ズイフター
マークとみんなありがとう。すごい楽しかった。

カヴェンディッシュ
今、みんなからのライドオン(いいねのようなもの)を返せるように努力してるけど、みんな位置が変わるから難しいね。
もうそろそろ落ちるね。

ズイフター
一緒に走れて楽しかったよ。

ズイフター
みんなありがとう。いいライドだった。


Google翻訳&私の中学レベルの英語で翻訳してみました。少しあやしいところもありますが、雰囲気はこんな感じです。

今回のグループワークアウトはライドオン・スタンプがいつもの青い ではなく、「チーム・ディメンションデータ」のチームカラーである緑の でした。

マーク・カベンディッシュとライド-06

特別感があっていつもよりもライドオンしちゃいました。

カヴェンディッシュは気さくで良い人でした。ズイフターの皆さんも良い人ばかりで、とても良い雰囲気でグループワークアウトは終了しました。
みんなでライドオンしまくりだったしね。

汗だくになったことで時間の経過を感じますが、あっという間の1時間でした。
またカヴェンディッシュと一緒に走りたいな。



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