Zwift Runとは、Zwiftのランニング版でオンラインゲーム感覚で室内でランニングを楽しめるサービスです。
2018年2月13日に開催されたニューヨークの立ち上げイベントで「Zwift Run」のベータ版サービス開始が発表されました。
2018年後半に予定されている正式サービス開始まで「Zwift Run」は無料で利用できます。
Zwift CEOのEric Minのコメントです。
Zwift Runは、フィットネス業界にとって素晴らしいニュースです。 3年前、私たちは家庭用ローラー台をサイクリストのトレーニングに不可欠な存在にすることで、屋内のサイクリング環境を変えました。 私たちはトレッドミルも同じように作り変えるつもりです。 自宅でもジムでもZwift Runは、あなたの屋内ランニングトレーニングをより社会的に、モチベーション的に、より素晴らしい体験にするでしょう。
Zwift Runは、ランナーに合わせたトレーニングプランを提供しています。 ワークアウトに加えて、グループランやレースはすでに毎日行われています。これらのイベントはペースで細分化されているため、ズイフターはニーズに最も適したランを見つけることができます。
この記事の目次
Zwift Runの仕組み
Zwift Runの仕組みは簡単です。
トレッドミル（室内ルームローラー）で走るとあなたの足もとや靴、またはトレッドミル自体が、ANT+かBluetoothLE（SMART）という無線通信で走行速度のデータを送信します。パソコンかiPhone、iPad、AppleTVでスピードのデータを受信しZwift内のアバターが動きだし世界中のズイフターとランニングができます。
Zwift Runをするためにはインターネット接続とスピードの送信機と受信機が必要だということを覚えておいてください。
送信機と受信機の詳しい仕組みはZwiftサイクリングと一緒です。
仕組みを詳しく知りたい方は「Zwiftの始め方～必要なものとおすすめの構成～」の「送信機と受信機ってなに？」をご覧ください。
Zwift Runに必要なもの
Zwift Runをするために必要なものです。
- パソコン、または、iPhoneかiPadかAppleTV
- スマートトレッドミル、または、トレッドミルとフッドポットかフッドポット内蔵シューズ（送信機）
- ANT+とBluetoothLE（SMART）の受信機
- 心拍計（※必須ではありません）
ほとんどのユーザーは、Garmin、Milestone、Strydのようなフットポッド経由でZwift Runに接続しています。 Bluetooth対応のトレッドミルはZwiftに直接接続することもできます。
Zwift Runの対応トレッドミルとフッドポットのリスト
スマートトレッドミル
スマートトレッドミルは直接Zwiftと接続ができますのでフッドポットは必要ありません。
- BowFlex BXT116/BXT216 トレッドミル
- Any StarTracトレッドミル とBluetoothボタン
- LifeFitness T3 home treadmill
- True Fitness Performance 300
フットポッド
このリストにあるフットポッドはZwiftで動作することが確認されています。
ANT+とBluetoothで動作するほとんどのフットポッドはZwiftで動作します。
- Stryd footpod
- Stryd Live footpod
- Milestone pod
- Polar Stride Sensor
- Garmin footpod (ANT+のみ)
フッドポット内蔵シューズ（Bluetooth対応）
Bluetoothに対応しているフッドポット内蔵シューズです。
- UnderArmour Record Equipped shoes
Zwift Runの楽しみ方
グループライドを楽しむ
Zwift Runは毎日約10回のグループライドが開催されています。
5kmと10kmのランニングから選ぶことができ、またペースも選べるので自分にあったグループライドを選べます。
ワークアウトを楽しむ
ランニングのトレーニングのためのワークアウトメニューもいくつか用意されています。
毎日ランニングをしていると飽きがきてしまいますが、ワークアウトがあると飽きずに運動能力の向上を目指せます。
アンロックアイテムとレベルについて
Zwift Runの最高レベルは21まで設定されています。
レベルが上がる毎にニューバランス、Hoka、アンダーアーマー等のTシャツ、スウェットバンド、シューズを手に入れることができます。
2レベルに上がるには1000XP必要です。次のレベルは2000XP、さらに次は4000XP、6000XPと増えていきます。レベルが上がるにつれ必要なXPも多くなります。
XPは1/4km走る毎に10XP入手できます。また、アチーブメントを取得することでも入手できます。
Zwift Runのよくある質問
- QZwiftはトレッドミルを自動で負荷調整してくれますか？
- Aいいえ。Zwiftはあなたのトレッドミルの傾斜やスピードを制御しません。あなたの裁量で傾斜と速度を手動で変更することができます。
- Qワークアウトの時はどのようにしたらいいですか？
- AあなたがZwiftでインターバルを通過するときに推奨ペースが表示されています。それに応じてトレッドミルのスピードを手動で調整してください。
- Qワークアウトを作成することはできますか？
- A現在はワークアウトをZwiftのゲーム内で作成することはできません。ただし、ZwiftアカウントにTrainingPeaksが接続されている場合、TrainingPeaksで作成したワークアウトがZwiftワークアウト選択画面に表示されます。TrainingPeaksで作成したワークアウトがZwiftで走る日と同じ日に設定されていることを確認してください。
- Qペースを変更できますか？
- Aペースを手動で編集したい場合は、Zwiftのユーザープロフィール画面を開くと1マイル、5k、10k、ハーフマラソン、マラソンの時間を編集できます。
- Q私のペースがわからない時はどうしたらいいでしょうか？
- AZwiftで走るとZwiftはあなたの最適なペースをあなたのプロフィールに保存します。
- Q 「ADD A TARGET」とは何ですか？
- Aこれをクリックするとあなたの走行の目標を設定することができます。あらかじめ選択された目標がありますが、独自の目標を作成することもできます。
Zwift Runの便利サイト
Zwift Runの公式サイトです
Zwift Runの公式Facebookです
Zwift Runの公式Twitterです
Zwift Runのランナーズガイドです
Zwift RunのファンによるFacebookグループです。
冬でも外でランニングができるとはいえ、寒い中を走るのは億劫ですよね。
家にトレッドミルさえあれば、Zwift Runで飽きがちな室内トレーニングも楽しく行うことができます。
また、ジムでもフッドポットさえあればランニングマシンでZwift Runを楽しめます。
特にジムでは変わらない外の景色かテレビ画面しか見れないためランニングマシンで走るのが苦痛だったのですがiPhoneかiPadさえあれば楽しく有酸素運動ができそうです。
Zwiftサイクリングに続き、Zwiftランニングもどのように発展していくのか楽しみです。